ノリの悪い日記

古今東西の映画、ポピュラー音楽、その他をいまここに交錯させながら随想します。

気晴らし (23)

キショウブ。ハンショウヅル。ヒレハリソウ (コンフリー)。テイカカズラ。タンポポ。ルッコラ。コバノランタナ (小葉のランタナ)セアノサス・パシフィックブルー。

気晴らし (22)

ツリガネカズラ。大島桜と寒緋桜の自然交配種といわれている河津桜の実。黒紫色になったのが熟した実。生食には向かないとされるが、食べられないということではなく、好きな人もいる。ドウカンソウ。道端で写真を撮っていたら、そこにある家の女性が声をか…

気晴らし (21)

自宅から遠くない座間市栗原の周辺を散歩した。このあたりは畑作地域である。ベニバナツメクサ。コメツブツメクサ。ハゼリソウ。オオムギ。秋播きのコムギは開花が始まっている。近くには春播き小麦もあった。コリアンダー、葉っぱはパクチーと呼ばれている…

気晴らし (20)

オドリコソウを再び撮る機会があった。本当に笠をかぶって輪になって踊っているように見えるなあ。ニセアカシア (ハリエンジュ)。本来のアカシアとは違うのだが、このニセアカシアのことをアカシアと日本では呼んできた。西田佐知子や石原裕次郎の歌に出てく…

気晴らし (19)

近くの道端で見つけたんだけど、これ (下の写真) はカラスムギではなく、エンバク (燕麦, 英語では oat で穀物は普通複数形で oats) のように見える。そう思うのはカラスムギにあるはずの先っちょのひょろっと長いヒゲのような部分が非常に短いからなんだが…

気晴らし (18)

芹沢公園を散歩した。芝生の広場の中央には大きな榎 (写真) があって、なるほど木偏に夏と書いて榎と書くように夏には涼しい木陰を作るだろうなと思わせる美しい樹形である。江戸時代に整備された一里塚の傍にもっとも植えられ、そこで休憩する旅人に木陰を…

気晴らし (17)

ヒメフウロ。本来、日本では限られた地域のみに自生する植物だったのが、外来のものが帰化していまでは近所の道端にも見られる。右の花と左の花が異なって見えるのが不思議だったが、花の咲きはじめは雄蕊が出て、その後雄蕊が落ちて雌蕊が出るためらしい。…

気晴らし (16)

オダマキをまた撮った。ガザニア。テッセン (クレマチス)。オニマタタビ、つまり果物のキウィの木である。写真は雌株の花だと思う。すぐ近くにある公園のエノキ (榎) はもう花が終わり、若い実をいっぱいつけている。つい先日のことだが、蓮實さんが古井由吉…

気晴らし (15)

ジュウニヒトエ。これは日本原産の野生種で、外来種に同じキランソウ属のセイヨウジュウニヒトエ(アジュガ)がある。もう色付いたクサイチゴの実があった。ムラサキツメクサ。ムクノキの雄花。はじめて見た。サンシキスミレ。久しぶりにレヴィ・ストロースの…

気晴らし (14)

ケヤキの若葉はいったん出始めると、その大きくなっていく勢いにいつも驚かされる。アメリカフウロ。(アカ)オニタビラコ。ホウキギ (箒木, トンブリ)ハナニラ。ツルバギア。オウバイモドキ。マーガレット。

気晴らし (13)

最近は機械学習の応用として、名前を知りたい植物にスーマトフォンを向けて写真を撮ると候補名を教えてくれるアプリが出てきている。もちろん植物の写真を後から読み込ませても認識してくれる。遊びでは面白いのでちょっと使ってみる。たとえば、下の写真は…

気晴らし (12)

近所のごく小さな稲荷神社にエビネが咲いていた。散歩をしていると、口もとをなにも覆わないで荒い息をしながらジョギングをしている人が近くに迫ってくることがあって、細い山道のようなところだとなかなか避けるにも避けられず、唯一これだけは危険を感じ…

気晴らし (11)

ベニベンケイ (カランコエ)。エゾヘビイチゴ。ヘビイチゴと名前にあるので紛らわしいが、これは一般的に「イチゴ」として知られているオランダイチゴ属である。子供の頃、よく野で実を食べていたクサイチゴの花。たしかに草のように見えるが、実際は木 (木本…

気晴らし (10)

釣鐘水仙 (スパニッシュ・ブルーベル) が群生している場所があった。ヤブジラミの花。子供の頃、実が服にくっついてなかなかとれなかった例の植物である。内側の花は小さいことがわかる。ハナイカダの花も虫を呼び寄せる。これはハリギリ (針桐) だなあ。新…

気晴らし (9)

近所にアケビの蔓を見つけた。ちょうど花の時期である。アケビには小葉が三枚のミツバアケビという種類もあるが、あったのは小葉が五枚なのでアケビである。アケビは同じ木に雄花と雌花が咲く。すぐ下の写真で右側の三枚の赤紫色の萼片がある大きい方が雌花…