芹沢公園を散歩した。芝生の広場の中央には大きな榎 (写真) があって、なるほど木偏に夏と書いて榎と書くように夏には涼しい木陰を作るだろうなと思わせる美しい樹形である。江戸時代に整備された一里塚の傍にもっとも植えられ、そこで休憩する旅人に木陰を提供したのは榎であった。後ろには欅があるのだが、放射状に枝が広がる欅よりも榎はさらに横に広がっている。近寄ってみるとやはり無数に青い実をつけている。右手にあるのはミズキで白い花が咲きそうである。左手には山桑の木があり、榎と同じように花が終わったばかりの青い実をつけている。
芹沢公園を歩いているとワラビを見つけた。
公園のすぐ近くの三屋の坂を歩いていたらゼンマイらしきものもあった。ゼンマイはよくわからないので確信はない。
キンランが近くに咲いていたのでうれしかった。
ギンランの写真とあわせて掲載しておこう。
オニタビラコ。
オオバコ。まさかこんなに見られなくなるとは思っていなかったので写真を撮る気になった。芹沢公園にはまだたくさんある。
ケキツネノボタンかなあ。