もうかなり前になるが、ポレポレ東中野に『息の跡』(2015) を見に行ったら、作品の中で李香蘭のこの曲が流れていた。
夜来香:
中国人に偽装した日本人が、流暢な中国語を使って歌い、曲の 2 小節にわたるリズムパターンはキューバの基本リズムである「ソン・クラーベ」である。それが、いまでは世界中の中国人が好むメロディーの一つになっている。彼女は中国語だけでなく、英語、ロシア語も自在に喋れた。「グローバル」なんて「わかりやすい」言葉は単なる抽象に思えてしまう。
李香蘭の好きな曲をもう一曲。
賣糖歌: