ノリの悪い日記

古今東西の映画、ポピュラー音楽、その他をいまここに交錯させながら随想します。

Chick Webb (2)

Chick Webb をもう一度取り上げる。ハーレムの黒人バンドはスイング・バンドではなくジャンプ・バンドと言われていたようである。

Blues in My Heart (1931):

Stompin’ at the Savoy (1934):

Midnight in a Madhouse (1937):

I Got a Guy (1937):

I Got Rhythm (1937):

I Want to be Happy (1937):

A-Tisket A-Tasket (1938):

I’m Just a Jitterbug (1938):

My Wild Irish Rose (1939):

St. Louis Blues (1939):

Breakin’ ‘Em Down (1939):

That’s a Plenty (1939):

Undecided (1939):

Ivie Anderson

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エリントンの曲からすでに紹介したものを除いて何曲か紹介。サム・ウッド監督によるマルクス兄弟出演の映画『マルクス一番乗り』(A Day at the Races, 1937) にも出演していたなあ。1949 年に 45 歳でこの世を去った。ということは、ビリー ・ホリデイとほとんど同じ年齢で早逝したのである。

1932:
It Don’t Mean a Thing:

1933:
I’ve Got the World on a String:

Stormy Weather:

I’m Satisfied:

1934:
My Old Flame:

1935:
Cotton:

1936:
Love Is Like a Cigarette: 

1937:
All God’s Chilun Got Rhythm:

1938:
When My Sugar Walks Down the Street:

1939:
Killing Myself:

1940:
Stormy Weather:

Mood Indigo:

Me and You:

So Far, So Good:

Glen Gray and the Casa Loma Orchestra

戦前の日本のジャズ・バンドが演奏を参考にしたというカサロマ・オーケストラを何曲か聞いてみる。

The Casa Loma Stomp (1930?):

China Girl (1930):

White Jazz (1931):

Black Jazz (1931):

Blue Jazz (1932)

When I Take My Sugar to Tea (1931):

Maniac’s Ball (1932):

Blue Prelude (1933):

Under a Blanket of Blue (1933):

Blue Moon (1935):

Girl of My Dreams (1937):

Smoke Rings (1937)

I Cried for You (1937):

No Name Jive (1940):

The Blanton-Webster Band

デューク・エリントン楽団。

Harlem Air-Shaft:

Pitter Panther Patter:

Jack the Bear:

Sepia Panorama:

Body and Soul:

Never No Lament:

Ko-Ko:

Conga Brava:

I Got It Bad:

Chloe:

The Flaming Sword:

Sophisticated Lady:

Rocks in my Bed:

The Side Walks of New York:

Stompy Jones:

In a Mellotone:

Moon Over Cuba:

リズム・セクション

「ノリの悪い日記」と名付けながらノリノリになってどうするんだと思いながら、ベイシーを聞いていて、あたり前のことながらそのリズムに浸っていると、いま手元にはないのだが菊池成孔と大谷能生の東大のジャズ講義録でプレスリーの “Hound Dog” について書いてあったことを思い出して笑ってしまった。確かにこのリズム・セクションは相当なものである。

細かいところまで覚えていないがハイハット刻んでないとか、手拍子すらずれているというようなことを書いていたと思う。もちろんプレスリーは好きで、ここで悪口いっているのはリズム・セクションのことについてである。

その後、その本では嫌味にも John Lee Hooker を挙げていたと思う。何の曲か忘れたので “Boom Boom” にしておこう。

Count Basie

30 年代、40 年代のオールド・ベイシーをちょっとだけ。

1936:
Lady, Be Good:

Shoe Shine Boy:

Boogie Woogie:

1937:
One O’Clock Jump:

Bugle Blues:

Honeysuckle Rose:

Pennies From Heaven:

Time Out:

Exactly Like You:

1938:
Jumping at the Woodside:

Texas Shuffle:

Every Tub:

Swingin’ the Blues:

1939:
Taxi War Dance:

Jive at Five:

Going to Chicago Blues:

Lester Leaps In:

1940:
You Can’t Run Around:

1942:
One O’Clock Jump:

Royal Garden Blues:

It’s Sand Man:

1943:
Rusty Dusty Blues:

1944:
Red Bank Boogie:

Taps Miller:

Jimmy’s Blues:

Indiana:

1945:
Avenue C.:

Blue Skies:

1946:
The Mad Boogie:

The King:

Rambo:

雨に唄えば

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YouTube で “More Than You Know” を検索していたら同名の別の曲である Axwell / Ingrosso のものが山のように出てくるので、こちらもついムキになって由緒正しい “More Than You Know” をほとんど全部検索してまわるという大人気ない振る舞いに出てしまったのだが、だいたい人それぞれで好き嫌いがあっていいはずの曲の視聴回数が 2 億回を超えていることが気味悪くてゾッとする。そういえば、前も似たようなことがあって、Rosemary Clooney 自身はこんな Childish な歌を歌うのは嫌いでしょうがなかったという “Come on-a My House”  をちょっと聴きたくなって調べると「平成の時代を高く跳躍する」という、こちらまで何か気恥ずかしくなるような名前をもつグループが、ローズマリー・クルーニーや江利チエミが歌った曲とまったく同名のタイトルの歌を唄っていながら、なんの記憶も留めていないことに唖然としたものだった。さすがに視聴回数はローズマリー・クルーニーの曲の方が上だったけど。そういえば、“Come on-a My House” は、1951年にローズマリー・クルーニーがヒットさせた曲であるが、実は 1939 年に最初に発表された曲であり、ローズマリーは過去の埋もれた曲をヒットさせたのだった。

ローズマリーが気を悪くしないように江利チエミの『カモンナ・マイ・ハウス』をアップしておこう。彼女が 15 歳で『テネシー・ワルツ』でデビューしたときのレコードの B 面の曲だから Childish でもギリギリ許してもらえるだろう。

閑話休題。

Annette Hanshaw のところで 1929 年の曲として “Singin' in the Rain” をあげているが、この曲は MGM の1929年、つまりトーキー最初期の映画である “Hollywood Revue of 1929” に使われたのが始まりであることを補足しておきたかった。もとの映画の映像も残っているが、スタンリー・ドーネン監督やジーン・ケリーがいかに偉大であったかということを改めて認識するだけの出来なので MGM の名誉のために紹介しない。Hanshaw 以外にも 1929 年だけで、この曲の様々なレコーディングが存在するが、ドーシー兄弟の楽団のものだけの紹介に留める。

1952 年の MGM 映画『雨に唄えば (Singin’ in the Rain)』(スタンリー・ドーネン監督) の挿入曲は、ジーン・ケリーによる誰でも知っている名高いシーンであるがあえて紹介しておく。映画で数多くの雨が降ったけど、さすがに MGM の底力のようなものが伺える見事なものだと見直して改めて感心した。ジーン・ケリーが手を拡げたときにキャメラが寄っていくが、そのとき雨が一本一本見事に光っているところなんか見て欲しい。雨の場面では、人物照明以外にも雨の照明設計が別に必要となる。

 

Annette Hanshaw

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Ruth Etting と同じように Annette Hanshaw をあげておく。Annette Hanshaw の歌い方は好きである。川畑文子の『月光價千金』と並べて聞いてみた。

川畑文子 (1935):

Annette Hanshaw (1928):

1927:
It All Depends on You:

1928:
I Can’t Give You Anything But Love:

You’re the Cream in my Coffee:

The Japanese Sandman:

1929:
Moanin’ Low:

Lover, Come Back to Me:

Am I Blue:

Mean to Me:

I’ve Got a Feeling I’m Falling:

Singin’ in the Rain:

My Sin:

1930:
Body and Soul:

1932:
Say It Isn’t So:

Fit as a Fiddle:

Love Me Tonight:

ルース・エティング

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20 世紀に本格的普及を始めた様々な複製技術にともなうアートをプラトニズムにのっとった「起源=オリジナル」とその「複製=コピー」といった枠組みで括ろうとするならば、米国のポピュラー音楽の場合、ルース・エティング (Ruth Etting) はまさにその「起源」のひとつであると考えることができる。実際、いままでの記事が少しでも明らかにしてきたように、ラジオにも映画にも出演して幅広い人気を獲得し、ギャングとのスキャンダルで世間の注目を浴び、ドリス・デイによってその半生が演じられもしたこの歌手が歌ったヒット曲は、その後のポピュラー音楽の多くのスタンダードとして定着している (この記事の最後にその一部をまとめて再掲した)。

そして、貧しい「オリジナル=コピー」の思考の無意識にまで至る執拗さは、現在ではほとんど忘却されているルース・エティングの曖昧な記憶とは極めて対照的である。ここでも現実をほどよく忘却し、抽象的な固定概念を存続させているのである。実際、ビリー ・ホリデイは単にルース・エティングの歌をカラオケ・マシーンで歌うように同一性にもとづいてコピーした訳ではない。それどころか、エティングの歌い方を「お手本」とせずに新たな歌い方=差異として示したのである。そこでのコピーはとりあえずの口実に過ぎないものである。事態はまったく逆であり、ビリー ・ホリデイが  “More Than You Know” を歌ったからこそ、ルース・エティングの “More Than You Know” はかろうじて記憶されるのである。そしてもうひとつ言えるのは、複製技術が大量にコピーして流布させる同一的価値観 (時代の制約を受ける) にもとづく一時的人気など歴史においてはたいした意味はないということである。

※ いまでスタンダード化されているルース・エティングが歌った曲の例 (一部):

Smoke Gets in Your Eyes:

After You’ve Gone:

Love Me or Leave Me:

More Than You Know:

My Man:

I Wished on the Moon:

I’ll Get By:

All of Me:

Body and Soul:

Mean to Me: 

I’m Nobody’s Baby:

If I Could Be With You One Hour Tonight:

Everything I Have Is Yours:

Ten Cents a Dance:

Dancin’ in the Moonlight:

Button Up Your Overcoat:

Guilty:

You’re the Cream in my Coffee:

Ramona:

It Had to Be You:

 

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More Than You Know

Libby Holman のものがなくて残念であるが、この曲はいかに時代を超えて歌われているかがよくわかる。

※ 1929 年の Libby Holman のものも、その後アップされた。

1929:
Ruth Etting:

Helen Morgan:

1936:
Goodman (cl), Wilson (p), Krupa (d):

1937:
Mildred Bailey:

1938:
Jane Froman:

1939:
Billie Holiday:

1940:
Hellen Forrest  w/ Benny Goodman:

1945:
Mildred Bailey:

1946:
Lena Horne:

1949:
James Moody Quintet:

Eroll Garner:

1950:
Lucille Norman:

1954:
Thelonious Monk & Sonny Rollins Quartet:

Oscar Peterson:

1955:
Tony Martin:

1957:
Ella Fitzgerald:

Dick Haymes:

1958:
Judy Garland:

1961:
Ann Margret:

Coleman Hawkins(ts):

The Platters:

1963:
Rosemary Clooney:

Daniel Michaels Orchestra:

1967:
Barbra Streisand:

1975:
Dexter Gordon:

1977:
Carmen McRae:

1978:
Sarah Vaughan:

年代不明:
Tommy & Jimmy Dorsey:

Count Basie:

Art Tatum Trio:

Benny Carter:

Perry Como:

Bing Crosby:

Frank Sinatra:

Nancy Sinatra:

Libby Holman

ダグラス・サーク監督の『風と共に散る』(Wrtten on the Wind, 1956) のような “soap drama” というジャンルの作品は、ストーリーとかテーマとかでしか見ようとしない (だが本当に見たといえるほど見たのか?) 批評によって、大袈裟、非現実的で、お涙頂戴であり、社会的問題よりも家庭問題を扱っているという趣旨でまるでゴミ箱行きのように語られた。また「赤狩り」の時代で、新ワイマール系のメンバーがブラックまたはグレイ・リストに加えられたことから、イデオロギー的な悪意すら背景にあったといまでは言われている。しかし作品を見ればわかるが、溜息がでるほど丁寧で繊細な演出が施されてこの監督の演出の特徴が充分表現されている一方で、語り口はまったく無駄がなく物語がどんどん進むような印象を与えることは、この作品のオープニング部分を見ただけですらわかる人にはわかるだろう。

ところで、ここでの話題はダグラス・サーク監督の素晴らしさについて語ることではなく、この作品の「安手のストーリー」に実生活のスキャンダルによって題材を提供しているトーチ・シンガーの Libby Holman の歌を実際に聴くことである。彼女も多くの曲をビリー・ホリデイと共有している一人なのである。

※ YouTube には、Axwell and Ingrosso の “More Than You Know” はあっても、Libby Holman の歌っているものは見つからないのでここでの選曲はじゅうぶんとはならない。
※ 1929 年の Libby Holman のものも、その後アップされた。

1928:
There Ain’t No Sweet Man:

1929:
Am I Blue ?:

Moanin’ Low:

Find Me a Primitive Man:

I May Be Wrong:

Can’t We Be Friends?:

I’m Doin’ What I’m Doin’ for Love:

1930:
Why Was I Born?:

Body and Soul:

Something to Remember You By:

When a Woman Loves a Man:

Cooking Breakfast for the Man I Love:

1931:
Love for Sale:

1934:
You and the Night and the Music:

1942:
Baby Baby:

When the Sun Goes Down:

House of the Risin’ Sun:

Fare Thee Well: 

Good Mornig Blues:

 

風と共に散る [DVD]

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生成変化

志村正雄による邦訳『ジャズ・イズ』の作者としても知られるナット・ヘントフが、昨年 2017 年 1 月 7 日、ニューヨーク、マンハッタンにある自宅のアパートで 91 歳でお亡くなりになったというニュースが流れた。息子さんの Twitter によれば、彼はビリー・ホリデイを聴きながら息をひきとったという。

ヘントフは、すでに紹介した “Fine and Mellow” のパフォーマンスが含まれている 1957 年 12 月 8 日、東部時間午後 5 時に CBS テレビから放映されていたジャズ・ライブ番組 “The Sound of Jazz” の executive producer の一人でもあった。

20 世紀も押し詰まった 2000 年の米国公共ラジオ放送 (NPR: National Public Radio) のインタビューで、ヘントフはこのライブ放送の想い出を語っている。

このインタビューを聞いてわかったのが (実は先ほどの『ジャズ・イズ』にも同じようなことが書かれている)、このビデオを見て泣いたのは僕だけではないということである。体調が悪かったという Lester Young が Ben Webster の最初のソロを引き取るように立ち上がってテナーを吹き始めたとき、スタジオのコントロール・ルームにいたヘントフを含むスタッフ全員はみな涙していたと語っている。ドゥルーズ=ガタリは蘭の雀蜂への生成変化があり、雀蜂の蘭への生成変化があると書いたが、ここには人間のサックスへの生成変化があり、サックスの人間への生成変化がある。

ビクトル・エリセ監督は、インタビューで『ミツバチのささやき』(El espíritu de la colmena, 1973, 日本公開は 1985) でジェームズ・ホエール監督の『フランケンシュタイン』(Frankenstein, 1931) を見ているあのアナ・トレントの忘れがたい表情に関して、こう語っている。

おそらくあの表情を捉えたときです。監督として最も本質的で重要な瞬間でした。撮影はドキュメンタリーの手法で行いました。手持ち(カメラ)で撮った唯一のショットです。クアドアド (カメラマン) がアナの正面の床にすわり私が彼の背中を支えました。そしてカメラに捉えたのです。映画を発見した瞬間を。アナが見ていた映画は実際に上映中でした。あの表情が表れたのは、少女が初めて怪物《フランケンシュタイン》と出会うシーンです。ですから二度とない瞬間でした。決して演出では出せないものです。これこそが、映画の逆説的で不思議な部分です。この作品について少し考えると、全体の方向性を牽引するのは、考え抜かれた映像様式です。しかし、私がこの映画の本質だと思う所は、瞬間そのものです。入念に練られたプランを超越してしまう瞬間です。それはある種、亀裂だと思います。記録映画の要素が劇映画の中で炸裂して、亀裂を入れる。このドキュメンタリー的側面が、今では失われています。私にとっては、はかり知れない損失です。重大な損失です。なぜなら、優れた劇映画を育んできたのは、映画が持つ又は持っていた事実を捉える能力ですから。しかし、たとえば劇映画の土台がなければ、ドキュメンタリーの意味も薄れるでしょう。でも確かにあの瞬間には、今でも心が震えます。私が撮った中で、最高の瞬間です。

 

ジャズ・イズ (1982年)

ジャズ・イズ (1982年)

 

Johnny Hodges (2)

1940 年ぐらいまでの Johnny Hodges の他の演奏をとりあげてみるが、全貌はとてもわからず選曲はとりあえずのものに過ぎない。なお、彼はこの時期アルトだけでなくソプラノも吹いていたということを断り忘れていた。

Why Do I Lie to Myself About You (1936):

Rexatious (1936):

You’ll Never Go to Heaven (1937):

On the Sunny Side of the Street (1937):

Jeep’s Blues (1938):

Hodge Podge (1938):

Krum Elbow Blues (1938):

Wanderlust (1938):

Swingin’ in the Dell (1938):

A Blues Seranade (1938):

Randezvous With Rhythm (1938):

Prelude to a Kss (1938):

Love in Swingtime (1938):

Lost in Meditation (1938):

Savoy Strut (1939):

Finess (1939):

Junior Hop (1940):

After All (1940):

Never No Lament (1940):

Warm Valley (1940):

I’ve Got It Bad (1941):

Johnny Hodges

ビリー ・ホリデイの録音で、Johnny Hodges のアルト・サックスが聞けるもの。

These N That N Those:

You Let Me Down:

It’s Like Reaching for the Moon:

These Foolish Things:

I Cried for You:

Carelessly:

Moanin’ Low:

Sun Showers:

Yours and Mine:

I’ll Get By:

ところで、全然脈絡ないが、上の10曲のうち 3曲は Mildred Bailey も録音している。

I’ll Be Seeing You

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 もともとは、同名のウィリアム・ディターレ監督による1944 年のセルズニック映画 『戀の十日間』の主題歌。Bing Crosby が同年にレコーディングした。

ビリー・ホリデイも歌っていて好きな録音。

1944 年のスタジオ録音は、スロー・テンポで。

1956 年のカーネギー・ホールのライブ。

Jo Stafford も歌っている。

※ ブログ記事で取り上げたビリー・ホリデイの曲を YouTube の再生リストにまとめた。

The Essential Billie Holiday - YouTube