ちょっと癒やされる曲を聞くことに。
ビートルズは嫌いだけどプレスリーは好きなんだなあ。本当に普通の人では絶対に出せない声をしている。どうやって発声すればこんな声が出せるんだろう。
これなんかも、プレスリー以外がやったら絶対に許さないんだけど。
話はまったく変わるが、『マドロスの唄』というのが戦前にあった。
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歌っている男の方の奥田良三は戦前のテノール歌手として有名な人だが、女性の方の矢追婦美子は映画『隣の八重ちやん』(1934) の帝劇のシーンの後にある劇中歌を歌った人だということに気がついた。
この曲の原曲は、アルベール・プレジャンが歌っている。
まったく見たことがない『掻払いの一夜』という映画の劇中歌だったらしい。大体「掻払い」とは何のことかわからなかったが「かっぱらい」と読むと知った。聞いたこともないオッソーという映画会社で 1931 年に作られたフランス映画 “Un Soire de Rafle” の邦題が『掻払いの一夜』で、監督はカルミネ・ガローネというイタリア出身の人であるが、名前も知らなかったし、まして作品はまったく未見である。脚本がアンリ=ジョルジュ・クルーゾー、出演がアルベール・プレジャン、アナベラと聞くと少しホッとしてくる。
それで、戦後に戻って癒やされる曲は、最近お亡くなりになられたので遅まきながらの追悼として、まずこれをあげる。
笠置シヅ子が「ブギの女王」だというのは知っているが、未だに解決していない謎はタイトルに「ブギ」が入っている曲を一体彼女は何曲歌ったかということである。ご当地ブギの『黒田ブギー』は聞いたことがない。好きなのは、これ。戦前に中野忠晴が最初に歌った『六甲颪』と一緒に挙げておこう。
美空ひばりの『A列車で行こう』。
ベティ・ロッシュと比較して見るのも面白い。
後はハワイものでそろそろやめにしよう。