昨日、陶芸家のところに行ったら、陶芸家が外に出て上を見ているので何をしているのかと思ったら、近所の人が屋根に梯子をかけてアケビの実を採っているのを手伝っているのだった。実が割れたのはもう採られてしまった後なので、写真は蔓に残っていたものである。陶芸家とは偶然出会ったことはすでに書いたが、その出会い方を考えてみると都市のメリットが多様な出会いを提供することだなんて抽象に過ぎないことがよくわかる。冬が来る前に鋳物製のダルマ型薪ストーブの煙突の煤払いを手伝う予定だったが、次回に持ち越しとなった。まもなく庭にムラサキシメジが出てくるそうで楽しみである。
オカワカメの花。
今年の向日葵は随分咲くのが遅かったんだなあ。まだ充分見頃である。すぐ向こうは相模川が流れていて、背景の山はこの前、ケーブルカーが運休だったときに麓のバス停から登った大山である。左の木は枝ぶりからエノキだと思う。雉子の鳴き声を聞いたのはこの近くである。
サワフジバカマかコバノフジバカマであろう。園芸品でフジバカマとして扱われているのはこれだと思われる。
花は咲いていないが、カワラハハコだと思う。河原で見たのはこれひとつだけ。
サボンソウ。ナデシコ科である。界面活性作用のあるサポニンを多く含む。石鹸が普及する前は洗濯などにサポニンを多く含む植物 (他にはエゴノキやムクロジの実や、サイカチの鞘など) が用いられていた。