シラヤマギクが森の中でひっそりと咲いていた。
マルバフジバカマ。北アメリカ原産。最初に野生化したのが発見されたのは、箱根町の強羅周辺で、1915 年頃だという。余談だが、神奈川県の帰化植物の割合 (帰化率) は最新のものは知らないが、1933 年 4.1%、 1958 年 12.6%、 1988 年 22.1% 、2001 年には 28.3% となっている。帰化率は植物の種数の割合だろうから、もちろん実際に存在する帰化植物数の割合ではない。
カナムグラ。下の百人一首の有名な歌 (拾遺集 恵慶法師) の八重むぐらは、現在のヤエムグラではなく、カナムグラとされている。
八重むぐら しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり
イヌショウマ。花柄があるのがサラシナショウマである。
ツルボが群生していた。
オニドコロ。根茎は自然薯のようには食べられないと思っていたら昔は (あく抜きをして) よく食べたらしい。写真は雄花だと思う。
アオミズ。
コセンダングサ。要注意外来植物のひとつ。
アシタバ (明日葉)。伊豆諸島の特産だなあ。
ガガイモの実。
ススキ。
また、ヒガンバナ。
ミズヒキ。