ナツエビネ。9 月下旬だが咲いていた。神奈川県では絶滅危惧 1A である。
ツリフネソウが咲き揃ってきた。
これは、ユウガギクではないかと思った。最近のテーマ音楽は文部省唱歌 「野菊」である。もっとも二番の歌詞しか覚えていない。この国民学校第三学年の音楽教材だった曲は戦時 (1942年) に作られ、時局に合わないので改作を命じられたとある。三番なんかは明らかにそうであろう。菊ならわかるが、野菊を霜と結びつけるのも変である。その点、二番の歌詞は実に素直でよい。一番は「けだかくきよくにおう花」とあるのがよくわからない。ユウガギクは漢字では柚香菊で、葉を揉むと柚子の香りがするというのが名前の由来だが実際は微妙である。リュウノウギクは薄紫ではないし。だから「におう」というのはこの場合、鼻に感じるということでないんだけれど、なんか陳腐な感じがする。「朝日ににおふ山桜かな」なんかはまだ花が朝日を受けて光輝く実感があってそれを「におう」と表現したんだなと素直にわかるんだけれど。
ヤマホトトギスをまた見つけた。
ブーゲンビリア。