ノリの悪い日記

古今東西の映画、ポピュラー音楽、その他をいまここに交錯させながら随想します。

陥没地帯 (53)

キキョウは終わりかけだと思っていたらまだ綺麗に咲いていたのでまた撮った。
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お彼岸なのでおはぎでも食べようと思って、折角食べるのだから中国から輸入している加糖餡を使ったものは味気ないなあと思って和菓子屋さんで粒餡のものを買った。「おはぎ」と「ぼたもち」はなにが違うのかよく話題になるが (← そうでもないか) 、やっぱり秋は萩、春は牡丹の名前の違いだろうと勝手に思っている。
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まだ 9 月なのにチャノキ (茶の木) に花が咲いている。もっともよく咲いているものは少しだけだった。
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綿の花。種類がなにかはわからない。アオイ科なので花はそれらしい。
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フヨウの園芸品種である酔芙蓉。午後に撮ったので、ほんのり紅くなり始めている。夕方には紅色になるはずである。
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クマツヅラ。この辺りでは、もうどこにでも生えている草とはいえなくなっており、どんどん数が減っている気がする。平安時代には日本に帰化していた在来種である。
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ハラペーニョ。一時期、好物だったので。
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カリガネソウ。雄蕊と雌蕊がこんなに突き出して一体どうやって受粉するのかと誰もが思う。実際にトラマルハナバチによって送粉がなされている瞬間を紹介しているものがあって、それを見ると、花柄と、花糸 と花柱を束ねた部分の弾性を巧みに活用したメカニズムに驚くしかない。人間が設計したって数多くの試作を繰り返して試行錯誤しないと上手く機能させられないだろう。また、見ることはできないが、受粉してから受精するまでの距離感もすごい。神奈川県では絶滅危惧 (1A: 10 年後絶滅確率が 50 %以上) 種である。
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