キカラスウリの雌花。雌雄異株である。雌花は蕾の段階から子房が目立つ (写真では見えない)。ポリネーターはカラスウリと同じくスズメガだそうである。塊根には大量のデンプンを蓄積して、「天花 (瓜) 粉」の原料だったらしい。いまならベビーパウダーというのだろう天花粉は、子供の頃はテンカフと言っていたが、いま見るとテンカフンとなっている。キカラスウリのデンプンは吸水性が高いために天花粉に使われたらしいが、馬鈴薯のデンプンと比べてどうなんだろう。
タカサブロウ。もしかしたらアメリカタカサブロウかもしれない。小説の主人公でタカサブロウという人がいたっけと考えて思いつかないのでインターネットを検索したら、タカサブロウというのは、『風の又三郎』の転校生の正式な名前である「高田三郎」と通じあっているのではと発言している人がいて、なるほどと感心した。
座間の陶芸家の庭には、キツリフネが咲いているのでまた撮ってしまった。陶芸家からはこれからの季節にふさわしくキノコの話をいろいろ聞いた。
株が小さいのでよくわからなかったが、ノコンギクが第一候補である。