ノリの悪い日記

古今東西の映画、ポピュラー音楽、その他をいまここに交錯させながら随想します。

陥没地帯 (6)

5 月いっぱいで勤めていた会社を退職したのでしばらく時間にゆとりができた。今日は厚木から座間の方へ相模川に沿って歩いてみた。6 月 1 日から鮎の解禁なので釣り人がけっこういた。座架衣橋付近には雉子 (きじ) がいると聞いていたので鳴き声ぐらい耳に入らないかなあと期待していたが駄目だった。繁殖期が一区切りしたせいなのだろうか。雉子は地震を予知するといわれているが、ということは鳴かないのは良い報せといえるのかもしれない。雉子のことばかり気にしていたら、桃太郎の話を思い出して、お供に出てくる動物の登場する順番は、犬、猿、雉子の順番で鬼退治するときには犬はお尻に噛みつき、猿は背中を引っ掻き、雉子は目を突っつくとなっているので、登場順と攻撃する身体の上下軸は構造的に対応しているなどと愚にもつかぬことを考えた。

河川敷にノビルの花を見つけた。

歩いていると座間の陶芸家から電話がかかってきたので帰りにまたお家にお邪魔した。今回も話をずっと伺っていたので蓄音器は再びお預けとなった。部屋の壁に十朱幸代と並んで写っている写真があって、僕には記憶のない映像だが、昔、十朱幸代がこの家に来て轆轤 (ろくろ) の置いてある場所で一緒に テレビの CM を撮影したことがあるらしい。本人はその轆轤を廻していたという。何の映画かわからないが、斎藤茂吉の役で映画に出演したこともあるらしいことがわかった。最近ではテレビ東京の「家、ついて行ってイイですか」にも出演したことがあるらしいが、僕はテレビを見ないのでそれがどんな番組かは知らない。最初会ったとき、どこか亡くなられた鈴木清順監督に似た味のある風貌だなあと思っていたので、周りもやはりほっとかなかったんだと思い別段驚きはしなかった。蓮實さんがこの前のインタビューで「肉体化された知性」という言葉を使われていたが、この人はまさにそういう感じで、とても「よい眼」を持っておられそうな方なので、いろいろ教えてもらおうと思っている。


後はその行き帰りに撮った写真。

ガザニア。

ファセリア。

カザグルマなのかテッセン(クレマチス)なのかよくわからない。


ドクゼリではなくセリだと思っている。もちろん旬は終わりなのでしばらく観察しよう。

ハリギリの葉はわかりやすい。別に早春に芽をとって食べるつもりはないが場所は覚えておこう。

花は咲いていないけれど、これはアマチャなのだろうか?判断保留。