一カ月半くらい前に記事でも紹介した座間市の栗原遊水池に行くと睡蓮と杜若の花が咲いていて嬉しかった。
その後、栗原の付近を無闇に歩いていると私有地に無断で入ってしまったらしく、そこの人から怪しい奴と思われたのだろう、呼び止められた。何をしているのか訊かれたので、謝って散歩しながら花の写真を撮っていますと告げると、ジエビネが咲いているかもしれないと親切に家の裏の方まで連れて行ってくれた。実際はエビネはもう終わっていたのだが、それがきっかけで話をすると季節の花をたいへんよくご存知であった。その人は陶芸家で、その場所はその人の窯がある工房だったのだ。それからなぜか音楽の話になってジャズは少し聴きますといったら、大変お好きらしく家に案内してくれてチャールズ・ミンガスとサラ・ヴォーンを一緒に聞いた。サラ・ヴォーンは CD だったが、ミンガスはレコードで、大変良い音であった。今度来たら、その部屋に置いてある蓄音器で SP 盤を聞かせてくれるといわれたので大変嬉しかった。また来ますとお別れして工房を出ると、すぐのところにとても大きなエゴノキがあって白い花がまだいっぱいに咲いていた。なんかとても良い気分になって帰路についた。
ヒツジグサ (睡蓮と普通呼ぶ)。
カキツバタ (杜若)。
道端にミョウガがたくさんあった。
道端にジャガイモもあって花をつけていた。
ヒメジョオン。
アジサイ。
サクラウツギ。