ジョン・フォード監督の『リバティ・バランスを射った男』(The Man Who Shot Liberty Valance, 1962) を見直したので、この時期、ポール・アンカやニール・セダカほどではないにせよ人気があったジーン・ピットニー (Gene Pitney, 1941-2006) の曲を聞いていた。
1962:
リバティ・バランスを射った男 (The Man Who Shot Liberty Valance):
※ バート・バカラック& ハル・デヴィッドによるこの曲は全米チャート 4 位となったが、作品の主題歌としてはもちろん使用されてはいない。//
よく言われることだが 1961 年の『ルイジアナ・ママ』は当時ロカビリーが流行していた日本のみでヒットした曲で、飯田久彦がこの曲をヒットさせたことが大きい。15 歳ぐらいの弘田三枝子もカバーしたし、他にも多くのカバーがある。
1961:
ルイジアナ・ママ (Louisiana Mama):
飯田久彦:
弘田三枝子:
1961:
Every Breath I Take:
非常の町 (Town Without Pity):
1962:
愛の痛手 (Only Love Can Break a Heart):
※ バカラック & デヴィッド
恋のジュークボックス (If I Didn't Have a Dime):
※ クリップを見ると、日本では「恋のジュークボックス」が A 面であるが、米国では逆で「愛の痛手」が A 面であった。僕の耳には日本側の選択がよいように思える。もっとも、日本側の選択は 1962 年に国産ジュークボックスの普及が始まったことによるのかもしれない。//
恋の 1/2 (Half Heaven - Half Heartache) :
1963:
Mecca:
Twenty Four Hours From Tulsa:
※ バカラック & デヴィッド
1964:
That Girl Belongs To Yesterday:
※ 上の曲はミック・ジャガーとキース・リチャーズのコンビによる最初のトップ・テン・ソングといわれている。//
I'm Gonna Be Strong:
※ オリジナルは 1963 年の Frankie Laine によるものだが、ヒットしなかった。Cyndi Lauper が 1980 年と 1994 年にこの曲をレコーディングした。
※ フィル・スペクターがプロデュースした最初のナンバーワン・ヒットであるクリスタルズの “He's a Revel” はジーン・ピットニーが曲を提供したものである。
1962:
He's a Revel (The Blossoms - The Crystals):