ノリの悪い日記

古今東西の映画、ポピュラー音楽、その他をいまここに交錯させながら随想します。

うっかり博士の大発明 フラバー

1961 年、ロバート・スティーブンスン監督による実写のディズニー映画で、原題は、“The Absent-Minded Professor”。

ロバート・スティーブンスンは、ディズニー映画を 19 本も監督していて、まさにディズニー映画の巨匠である。ジュリー・アンドリュースが出演した『メリー・ポピンズ』(1964) もこの人が監督をしている。また、一時期、TV でも仕事をしており『ヒッチコック劇場』の何本かも担当しているはずである。最初の奥さんは、女優のアンナ・リーだった。下の写真はフリッツ・ラング監督の傑作『死刑執行人もまた死す』(1943) 出演時のアンナ・リー。

この作品のことをなぜ書くかというと、生まれて初めて見た映画でとても面白かった記憶があるからである。もちろん、当時も封切では見ておらずリバイバルで見たのだが、白黒映画であったと記憶していた。ところが、数年前に DVD で見直すとカラーになっている。あるとき着色したのかしらん。

空飛ぶ車は、いったいいつ、何という映画で登場したのだろう? 車が空を飛ぶこの映画は『チキ・チキ・バン・バン 』(Chitty Chitty Bang Bang, 1968) よりも前の作品である。冒頭に掲載した写真は「E. T.」(1982) に出てくる自転車が空を飛ぶシーンにちょっと似ていると思って取り上げた。

子供も大人も楽しめる映画であることを自分で検証した作品。