ノリの悪い日記

古今東西の映画、ポピュラー音楽、その他をいまここに交錯させながら随想します。

雨乞いの歌

ベンガル地域には、雨季になっても雨が降らないと、雨乞いをするのにカエルにお化粧をしてドレスを着せて結婚式を挙げさせ、それを村人皆んなで祝福するという古くからの伝統がある。オスのカエルにケロケロと求愛鳴きさせて雨を呼んでもらうというところからきているらしい。雨乞いのフォーク・ソングも沢山あるらしいが、僕が知っているのは、Abbasuddin Ahmed という 1901 年にベンガル地方のコーチ・ビハール (インド領西ベンガル州、バングラデシュとも近い) で生まれた、ベンガル地域では非常に有名な歌手であり、作曲家のものだけである。

なお、森山加代子の「じんじろげ」の元歌といわれる「ヒラミルパニア(雨季礼賛の歌)」は未だにどの曲かわからず、どうせ、でっち上げでしょうと思っている。カエルの結婚式は、本当。