ノリの悪い日記

古今東西の映画、ポピュラー音楽、その他をいまここに交錯させながら随想します。

ラッパと娘

1939 年に服部良一が作詞、作曲、アレンジし笠置シヅ子が歌う『ラッパと娘』を久しぶりに聞く。トランペットは森山久だろう。服部と笠置のコンビの始めての録音である。レコードの発売は 1939 年 12 月であり、もちろん戦前の録音である。

今聞いたって驚くのだから、当時の人はさぞ吃驚しただろうと思う。占領軍の米兵は彼女を「日本のマーサ・レイ」と呼んだそうだが、非常に的確な表現だと思う。


最後の “Watch the Birdie” は若きアニタ・オデイも歌っているので紹介しておく。