1963 年の Lesley Gore のデビュー曲であり、Quincy Jones の最初のプロデュース曲でもある。
昨日の続きで、“Of course.” の f が通常、/f/ と無声化したり、“have to” や “has to” や “had to” の v や s や d が無声化したりするのは、別に特別な現象ではなく、やはり「同化」の一種である。曲の中で “would cry” の d は次の c の /k/ の破裂を準備して /k/ として溜められている。また “It happened to you.” の d は /t/ に変化している。“When he’s supposed to be mine” の d も /t/ である。 “But leave me alone” のところは /v/ の発音のまま /m/ のように鼻に息が抜ける要領なのだと思う。つまり、/b/ に近い音に変化している。日本語だって「乾杯」は、別々に発音すれば「かん」「はい」だが、一緒に発音すれば「かむぱい」となるのと同じような現象である (← ちょっと違うか)。