ノリの悪い日記

古今東西の映画、ポピュラー音楽、その他をいまここに交錯させながら随想します。

Twilight Time

日本に帰ってくると暑いのなんのって。バングラデシュの方がましだった。まるで『寝ても覚めても』(2018) の公開日にあわせて帰ってきたようだけど、それは違うぞ。見る前に余計なものは読まないようにしているが、東出昌大が一人二役らしい。ヒッチコックの『めまい』(1958, 後半のジュディは左頰にホクロがある) とかホークス/ワイラーの『大自然の凱歌』(1936, 前半のフランシス・ファーマーは左眼の下にホクロがある) とかもそうだけど、ジョン・フォード監督の『俺は善人だ』(The Whole Town's Talking, 1936) でエドワード・G・ロビンソンが、鉄鋼会社の8年間無遅刻無欠勤だったという律儀なサラリーマン「ジョーンズ」と「民衆の敵」であるギャングのボス「マニオン」という対照的なキャラクターでありながら、外見は瓜二つという役柄を演じたコメディをなぜか思い出した。外見は瓜二つの二人が、初めて出会うのは「ジョーンズ」のアパートの自室である。酒に酔って帰宅した「ジョーンズ」が、二人の間にあるランプを点けたときに、部屋の暗がりの中に「マニオン」の姿が浮かび上がる。

※ 歌詞は The Platters にある。

1944:
The Three Suns:

Les Brown:

1945:
Teddy Walters w/ Jimmy Dorsey:

1958:
The Platters:

 

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