日本に帰ってくると暑いのなんのって。バングラデシュの方がましだった。まるで『寝ても覚めても』の公開日にあわせて帰ってきたようだけど、それは違うぞ。見る前に余計なものは読まないようにしているが、東出昌大が一人二役らしい。ヒッチコックの『めまい』(後半のジュディは左頰にホクロがある) とかホークス/ワイラーの『大自然の凱歌』(前半のフランシス・ファーマーは左眼の下にホクロがある) とかがそうだけど、1935 年のジョン・フォード監督の『俺は善人だ』(The Whole Town's Talking) でエドワード・G・ロビンソンが、鉄鋼会社の8年間無遅刻無欠勤だったという律儀なサラリーマン(「ジョーンズ」)と「民衆の敵」であるギャングのボス(「マニオン」)という対照的なキャラクターでありながら、外見は瓜二つという役柄を演じたコメディをなぜか思い出した。外見は瓜二つの二人が、初めて出会うのは「ジョーンズ」のアパートの自室である。酒に酔って帰宅した「ジョーンズ」が、二人の間にあるランプを点けたときに、部屋の暗がりの中に「マニオン」の姿が浮かび上がる。
※ 歌詞は The Platters にある。
1944:
The Three Suns:
Les Brown:
1945:
Teddy Walters w/ Jimmy Dorsey:
1958:
The Platters: