カイエ時代のジャン・リュック・ゴダールの1956 年度ベストテンは、
- アーカディン氏 (オーソン・ウェルズ)
- 恋多き女 (ジャン・ルノワール)
- 知りすぎていた男 (アルフレッド・ヒッチコック)
- バス停留所 (ジョシュア・ローガン)
- 悪の対決 (アラン・ドワン)
- アナタハン (ジョゼフ・フォン・スタンバーグ)
- 抵抗 (ロベール・ブレッソン)
- 不安 (ロベルト・ロッセリーニ)
- ボワニー分岐点 (ジョージ・キューカー)
- マイ・シスター・アイリーン (リチャード・クワイン)
で、この内 5番の『悪の対決』と エヴァ・ガードナーが出演している 9 番の『ボワニー分岐点』については日本語版の DVD はまだ出ていないと思う。特にロンダ・フレミングとアーレン・ダールという二人の赤毛女優を共演させたアラン・ドワン監督の『悪の対決』(Slightly Scarlet) が是非見てみたい。The Four Seasons の 1962 年のヒット曲のタイトル “Big Girls Don’t Cry” は、この映画の中の台詞が引用されたものらしい。
ゴダール全評論・全発言〈1〉1950‐1967 (リュミエール叢書)
- 作者: ジャン=リュックゴダール,アランベルガラ,Jean‐Luc Godard,奥村昭夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1998/06/01
- メディア: 単行本
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