ノリの悪い日記

古今東西の映画、ポピュラー音楽、その他をいまここに交錯させながら随想します。

大砂塵 (1954, Johnny Guitar)

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意識よりも先に右手の人差し指が勝手に動いて「1-Click で予約注文する」をクリックしていた。発売前から洋画西部劇カテゴリーのベストセラー堂々の一位。学生時代に一度だけ、しかも神田の三省堂書店だか丸善だかに当時あった「視聴覚コーナー」(?) みたいなところで VHS のヴィデオを一回幾らかの料金で見たきりである。

手元にある季刊リュミエール 3 号 (1986 年春) の特集「ハリウッド 50 年代」から一部紹介すると、こうある。突っ込んでいる山田宏一さんもやたらとこの映画に詳しいところがおかしい。

蓮實: ぼく、あれを初日に観にいって仲間から馬鹿にされたもん (笑)。だいたいジョーン・クロフォードがあのころはもう姥桜という感じで……。

山田: ものすごいばばあでしたよ (笑)。

蓮實: それでも観たかったし、観てからも興奮しました。

山田: 蓮實さんはやっぱり変な趣味だ( 笑)。あれはまともには美しくないですよ。グロテスクな顔でしょう、老いたジョーン・クロフォードの顔って。

蓮實: あの時期はもう顔が左右対称じゃなくなってる (笑)。

山田: もう目玉はギョロギョロ、唇は異様に厚ぼったいし。

蓮實: しかも脱ぐわけですよね (笑)、着替で。

山田: え? 覚えていないなあ。

ニコラス・レイ監督の作品では、後、自主上映会で一回見たきりの『苦い勝利』をいつかもう一度見られると信じて生きていこう。

 

 

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