明日からごく短い間だけどインドへ行く予定。というわけで、たまには、インド映画から。といっても、製作本数でいうと世界一位のナイジェリア、二位のインドの作品をほとんど見てきていない。さすがにグル・ダットぐらいは何本か見た。世界映画史の中の一本だと確信している『渇き』(Pyaasa, 1957) で Johnny Walker が演じる名高い「流しの散髪屋 (マッサージ?)」の場面は、映画が見せてくれたミュージカル・シーンの最良のものの一つだろう。
もう一つ、グル・ダット演じる詩人が作った詩をワヒーダ・レーマンが突然唄い出すシーン。
下の『表か裏か』(Aar Paar, 1954) のクリップで、歌の吹替をしているのは、上のクリップと同じくギータ・ダットで、グル・ダットの奥様である。
その他に見た、本当に数少ない作品のなかで Meena Kumari のこれなんかは大好き。“Dil Apna Aur Preet Parai” (1960) から。
ajeeb dastan hai yeh - YouTube
でも、インド映画にはあまりにも無知な僕が知ることのない信じられないほどの美しいシーンがいっぱい埋もれてしまっているのだと思う。下のクリップは, “Woh Kaun Thi?” (1964) から。