ノリの悪い日記

古今東西の映画、ポピュラー音楽、その他をいまここに交錯させながら随想します。

高校物理

陥没地帯 (172)

高校物理も、音のドップラー効果と交流回路をやれば、ほぼ一通り説明したことになる。さて、音のドップラー効果だがこんな説明をするかすまいか迷っている。1) 観測者が静止音源に一定速 で近づく場合16 歳のアインシュタインは光を追いかける夢を見たそうな…

陥没地帯 (165)

前にも書いたような気がするが、高校物理の薄膜の干渉のところで、屈折率が大から小の媒質に反射では位相の変化がなく、屈折率が小から大の媒質では位相が π だけ変化するというのは、説明が難しいなあと思っていた。ところが、 R. P. Feynman の "QED: The …

陥没地帯 (142)

塾で波の復習をした。高校生でも比を分数に直せなかったり、もたもたする子がいるという。中学生には確実にいる。比 、割り算 、分数 の基本的な同一性は、少なくとも中学生ぐらいまではくどくても説明しなければいけないのだろう (それにしても、分数だけ分…

陥没地帯 (140)

ボケもたくさん品種がある。 早咲きのニリンソウ。本格的な開花はこれから。 ヒメカンスゲだと思われる (スゲ属は分類が難しいことで有名)。先端にあるのが雄花、途中に (ぼけてしまったが) 三つほど見えるのが雌花。 ツバキ。 高校物理の範囲だと、電気回路…

陥没地帯 (137)

フキノトウ。 サンシュユ。 交流のところだと、まず、ケーブル (伝送路) を含む、一般の電気回路の入出力信号間で、正弦波の周波数はなぜ不変に保たれ、振幅と位相の変化だけを考えれば良いかということが基本中の基本である。それは、システムが「線形時不…

陥没地帯 (136)

神奈川県公立高校の入試日だったなあ。まだ、問題全部やっていないけれど、理科は最初の 4 題だけ解いてみた。下にあげたのは植物の問題。2 は違うなあ。コケの根のように見えるのは仮根である。シダの地上に出ているのは、みな葉っぱである。茎は横に這う地…

陥没地帯 (130)

ウメ。 今年の大学入学共通テストの物理の問題を解いてみた。ひとつだけ例をあげる。問題文で注意しないといけないのは、抵抗値 は単位長さあたりのものだということである (抵抗値は長さに比例する)。最初の設問は、で、ローレンツ力でもファラデーの電磁誘…

陥没地帯 (129)

国立天文台のホームページには面白いことがいっぱい書いてある。 春分と秋分の日には、昼と夜の長さは等しくならない。 これは二つ大きな要因がある。まず、日の出、日の入りは太陽の中心でなく、日の出は太陽が少しでも見えたとき、日の入りは全部沈んだと…

陥没地帯 (126)

また、高校物理の話。この前、静磁場のところに入ったら、いきなり「磁気力に関するクーロンの法則」とかが出てきた。自分は共軛とか双対の話はなぜか好きなんだが、これだけは嫌だなあ。これは本当に「法則」なんだろうか?そこでは、まず電気量クーロン に…

陥没地帯 (105)

高校物理では、角運動量の保存が面積速度一定としてしか出てこないので補足しておく。二次元極座標の計算は面倒なので複素平面でやった方が簡単な場合がある. , をそれぞれ, の実数部、虚数部と解釈すればよい. を求めるには, を 回転させて (つまり をかけ…

陥没地帯 (103)

前の記事までで、速度図の関係、が得られたので、後は、 に注意して、 から、が得られ、これを について整理すると、となって、とおけば、 の値によって楕円、放物線、双曲線を与えるお馴染みの極方程式が得られた。離心率 はで は速度円の半径だから、話し…

陥没地帯 (102)

この前のケプラーの法則を高校物理とは関係なくまとめておこう。運動方程式は単純で、だが とおいて、にしておく。 は動径方向の単位ベクトルで、 である。ケプラーの第二法則と同じ意味である角運動量が保存することが重要で、定数である角運動量の大きさ …

陥没地帯 (100)

塾で高校生に物理を教えている。何をしているかというと、たとえば、慣性の法則がいかに不気味な法則であるかを気長に例をだしながら言い続けているだけである。作用反作用の法則や、遠心力や、内部エネルギーについても同じである。たいした経験もまだして…

陥没地帯 (37)

なんか忙しいので、ブログの更新をやめてしまったが、少し時間の余裕ができたので何か書いてみることにする。塾で高校生に物理を教えていることはすでに書いたが、定期試験対策のために力学のおさらいをしていて気がついたのは、相変わらず「慣性力」にまつ…

陥没地帯 (35)

高校の物理で電磁気を少し教えてみてわかったのだが、そもそも一番最初の静電場のところの電場と電位のところでつまずく。そのつまづき方っていうのは、よく解説される近接作用と遠隔作用とかいうようなところではまったくないように感じる。まずクーロン力…