大納言南海のはまにふきよせられたる にやあらんとおもひていきつきふし給へり 舟にあるをのことも國につけたれとも 國のつかさまうてとふらふにもえおきあか り給へぬをみれは風いとおもき人にて はらいとふくれこなたかなたの目にはすもゝ を二つ付たるや…
たゝとねり二人めしつれとしてやつれ たまひて難波の邊におはしまして とひ給ふ事は大伴の大納言の人や舟に のりてたつころしてそかくひのたま とれるとや聞ととはするに舟人こたへて いはくあやしき事かなとわらひてさる わさする船もなしとこたふるにをち…
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